温泉の入浴方法で気をつけること

禁忌症が当てはまる場合

温泉には適応症がありますが、一方で禁忌症もあります。この禁忌症とは、1回の入浴でも体に悪影響を及ぼす可能生があるものと言われています。日本温泉協会によれば<禁忌症とは、1回の温泉入浴又は飲用でも身体に悪い影響をきたす可能性がある病気・病態のことです。なお、禁忌症にあたる場合でも、専門的知識を有する医師の指導のもとで温泉療養を行うことはこの限りではありません。>とあります。

特に禁忌症として多いものには、

  1. 急性疾患
  2. 活動性の結核
  3. 悪性腫瘍
  4. 重い心臓疾患
  5. 腎不全
  6. 高度の貧血

などがあげられます。

これらの症状が見られる方は、温泉の禁忌症に該当する可能生があります。もちろん温泉によって禁忌症は様々ですから、 必ず自分の行く温泉の禁忌症は確認しておく必要があります。

入浴前にはかけ湯をする

入浴前にするかけ湯には2つの意味があります。1つは「体の汚れを落としてから入浴するというマナー」です。もう1つは 「温泉の温度に体を慣らす」という目的があります。

特に温泉には露天風呂があり、冬期は温度差によって体は負担になります。特に脳卒中のように血圧関係の症状が出ることもあるため、事前にかけ湯をすることで体の温度を成らしてあげることができます。

これをするかしないかによって、体の準備が違いますから、安全に入浴できるかどうかにも関わります。

入浴前には「甘い物や塩気の物」を食べておく

入浴によるカロリー消費はジョギング程度と言われています。つまり、温泉は体のエネルギーを使うのです。

温泉旅館ではよく茶菓子が支給されます。これは温泉入浴前にはとても良いエネルギー補給になります。

温泉に入った後に体が疲れた感じがした方も多いでしょう。これは温泉で体を温めることで体のエネルギーを使ってしまうからです。人によっては貧血・立ちくらみのような症状が出ることもありますから、入浴前には軽くお菓子を取っておくことが良いのです。

ただ温泉前に食事をしっかりと取ると、体に負担になります。出来るだけ軽いお菓子を取ってエネルギー補給をしておく程度が良いでしょう。